外貨預金に関する情報まとめ

「外貨預金」と聞いても、そのメリットやデメリットを詳しく知る方は少ないかもしれません。FXや外貨MMFといった類似商品もあり、どれを選べばいいか悩むこともあるのではないでしょうか。そこで今回は外貨預金の特徴や、非常に似た性質を持つFXとの比較を行い、その性質について理解していきましょう。

 

■外貨預金とは

外貨預金とは文字通り預金を外貨建てで行うこと。ちょうど海外に行くときに日本円を外国の通貨に両替するようなイメージですね。円でなく海外通貨で預金することで、その国の金利を適用させたり、為替差益を得たりすることによって利益をとるのがメリットであると言えるでしょう。

 

外国通貨を扱う、という点では非常にFXに似た性質を持っていると言えます。他にも円建てではありますが、海外の金融商品を運用する方法としては外貨MMFというものが存在します。日本円で証券会社に資金を預け、その会社が海外の金融商品を売買するというものです。

 

 

■外貨預金のイメージ

ジャックスの調査によると外貨預金のイメージとして最も意見が多かったのは「損をした時のリスクが大きそう」というもの。

(参考: http://fortuna.sc/post/1089)

 

外貨を扱う以上はその国の経済や情勢について知っておく必要があります。日本国内に住んでいると海外の状況がはっきりとつかめず、有事の際に反応が遅れてしまい、為替の変動をもろに喰らってしまう、という懸念から上のような印象を抱く人が多いのではないでしょうか。

 

 

■外貨預金をやる人ってどんな人?

外貨預金を行うのはどういった人なのでしょうか?「預金」と入っている以上、個人が主体となっていそうです。三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行といったメガバンクや、住信SBIネット銀行・楽天銀行のようなネットバンク等、非常に多くの銀行で取り扱いを行っています。商品としてセールスされ、運用先として選ぶ人もいるのではないでしょうか。

 

■外貨預金を始めるには

外貨預金を始めるには、まず口座の開設が必要となります。さきに書いたように外貨預金をすることの出来る金融機関は沢山ありますが、その中から自分の売買したい通貨を扱っているところ・金利が高く手数料が安いところを選んでいきましょう。

 

手数料は意外にも大手銀行より新生銀行の方が安く、特にネット銀行だと大手に比べて手数料がかなり安いところが存在します。大手でないからと言って特段違いや危険があるわけでもないので、口座を選ぶのであればネット銀行をオススメします。

 

■やるべきこと

海外の通貨を売買する以上、その国の経済については精通しておきたいところです。加えて、日本とその国の関係性や、世界的な経済情勢など、グローバルかつマクロな視点を持っておく必要があるでしょう。日本のニュースサイトだけでなく、海外のニュースサイトをチェックするなどして視野を広げておきたいところ。

 

また、よく目にするのが外貨預金とFXの比較です。外貨預金はFXに比べて金利から得られる利益効率が悪かったり、手数料が高かったりという特徴があります。これについては確かにその通りなので、FXの方が優れているところも多いのですが、絶対にFXがよいというわけでもなく、両方の特徴・違いを理解して区別していく必要があると思います。

 

外貨預金、FXともに口座開設は無料であり、FXの場合デモトレードを使える業者も多く存在するため、実際に資金を入れてみる前に両者でシミュレーションをしてみるのも良いでしょう。実際に運用してみるとFXの方が使いやすい、という感想を持たれる方も多いと思いますが、どちらを利用するにしてもギャンブル的な資産運用だけは避けるようにしてください。

 

■やってはいけないこと

外貨預金を自分からやりたい!といって始める方はそこまで多くなく、銀行から勧められてなんとなくやってみた…というケースもあるかもしれません。大体商品のセールスでは「円預金より高金利」「為替差益でも利益を得られる」といううたい文句があると思うのですが、そのようなメリットだけを見て資金を預けるのは避けたいところ。

 

上のようなメリットも確かにありますが、外貨預金には預金保険制度が適応されなかったり、急激な通貨の変動で大きな損を被ってしまったりと、当然悪い側面も存在します。これはあらゆる投資に言えることですが、ひとつの情報だけを鵜呑みにしてはいけません。様々な情報を多面的に知ったうえで、自分の大切な資産を運用していくことが大事なのではないでしょうか。

 

■外貨預金で上手く利益を得るためには

外貨預金で利益を得る方法は「金利(差)」と「為替差益」の大きく2つに分けられるでしょう。「金利(差」」は、日本の預金金利がほぼ0であるのに対し、外貨預金では他国の金利が適応され、高いところだと年利税引き前で0.5%というところもあります。新興国通貨の金利は高めなのですが、その分経済的なリスクが高いため、ハイリスクハイリターンな投資になりがちであると言えるでしょう。

 

なお、FXでも同様に金利差を利用した「スワップポイント」という制度が存在します。2国間の金利差による損益が毎日口座から足し引きされるのが最大の特徴です。

 

 

「為替差益」は、為替の変動によって生まれた差額を利益とする方法です。例えば1ドル100円のときに10000円分ドルで預金すると100ドル。その後為替が1ドル105円に変動すると、預金額は100ドルのままですが、それを円に両替しなおすと105(円) × 100(ドル)で10500円が返ってくることになります。(ここでは手数料は省略)

 

ただ、こういった為替差益を狙って外貨預金をするのであれば、手数料がより安いFXを使うことをオススメします。FXは取引手数料がそもそも0円というところが多く、取引の手数を増やし為替差益を狙う、ということも可能であるためです。

しかし逆に無駄な取引が増えてしまって損が膨らんでしまう、というパターンもありますから一長一短であると言えます。外貨預金はあくまでも”預金”ということで、長めの視点での資産運用に向いていると言えます。

 

■まとめ

繰り返しになりますが、外貨預金をしてみようと思った前にまずしてほしいのがFXとの比較です。短期で運用するか、長期で運用するか、色々な場合によってどの金融商品を選んでくるのかには違いがあると思いますが、基本的にはFXの方が有利な点が多いためです。

下に参考情報のリンクとして、大手銀行・証券会社のサイトをリンクしておくので、是非参照していただければと思います。

 

国内の預金金利がほぼ0に近いなかで、それより大きいリターンを得られる金融商品に投資したい、とは誰もが思うことであると思います。色々な商品を眺めてみたうえで、自分にあった商品を売買していくのが良いでしょう。

 

 

■参考情報へのリンク

  • Bloomberg

https://www.bloomberg.co.jp/

 

  • Reuters

https://www.bloomberg.co.jp/

 

上の項目「やるべきこと」で書いたように、国内海外のニュースを知るうえでとても役に立つサイトです。英語が読める方は英語表記で読んでみるのも良いかと思います。その国の言葉でのメディア情報を手に入れることはかなり優位性があることではないでしょうか。

 

  • はじめての外貨預金(三井住友銀行)

http://www.smbc.co.jp/kojin/gaika/beginner/

 

外貨預金について初心者でも分かりやすいように解説されたサイトです。

 

  • 外貨定期預金シミュレーター(じぶん銀行)

http://www.jibunbank.co.jp/products/foreign_deposit/simulator/#yen-usd

 

外貨預金を具体的な数値でシミュレーションすることが可能です。

 

  • 5分でわかる はじめてのFX入門

https://www.nomura.co.jp/retail/fx/beginner_fx/5_minute.html

 

野村証券のFXについてのサイトです。図表があり非常に分かりやすく説明されています。

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